【りさ】不幸の女神様
あなたは不幸の女神。
悲しいことがあったとき、
涙が止まらないとき、
ひとりぼっちの夜には、
あなたの声が聞きたくなる。
不幸の女神様、
わたしの人生は価値がないのかな?
わたしはどうしたらいいかな?
大切なひとがいない明日を
大抵の人は描くことができない、
んじゃないかと思う。
わたしは描けなかった。
描けるやつ神じゃない?
描けるわけないんだから
描かなくていいんでしょ、きっと。
明日が楽しみとか、
思えないんだから、
思わなくていいんでしょ。
そんな日くらい、
明日が嫌になった原因を
他人に擦りつけちゃおうよ。
わたしならそうするよ。
不幸の女神にだって、
そりゃあ、
嫌なことはあるよ。
でも、
不幸の女神が嫌ってことは
逆の逆で
誰かが幸せになるのかもね。
誰かの明日が変わったり、
誰かの未来が明るくなったり。
あなたの夢がかなったり、
あなたとあの人が
笑いあえたりしたりする。
変化していくものばっかりだ
変化していくひとばっかりだ
変化していくことばっかりで、
変化したくなくなる日だってある。
そんな人生も、
不幸の女神はすてきだな、って
眺めてます。ずっと。
誰の人生も、
誰の生き方も、
誰の選んだ道も、
それに心から納得してるなら
最高、です。
不幸の女神は
泣けるほど終えたくない今日を
応援しています。
同じだけ、
泣けるほど迎えたい未来を
応援してます。
ずっと。
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