【りさ】キャリア支援課


ねえ、りさ。


私が死ぬまでに関われる人の数って
この世界の1%にも満たないんだね。



突然そんなことを言いだすから
計算してみようかな、ってなる。

世界の人口が70億人だから

7000000000×0.01= ???


僕たちが生きる人生は
きっと、きっと、小さくて狭い。




それなのに、僕らは悩む。


友達と喧嘩をしたり、
彼氏が浮気をしていたり、
好きな人が何考えてるかわからず
悩んで泣いたり、
子どもの成績が悪かったり、
親のいいなりに嫌気がさしたり。


とにかく悩む。


人間なんか辞めちゃえばいいのに、
ってくらい悩んでる奴ほど
来世もきっと人間をえらぶ。


わたしもきっとそう。



来世も、人間になって、
人間っぽくうまく過ごしたい。




こんな人生だし、
そんなまいにちだけど、
生きててよかったと思える瞬間が
確かに散らばってるから、
生きるのを辞められない。今日も。



クリーニング屋さん、
やめちゃったんだね。
最近お店で見ないから、
どうしたのかな?って思ってたの。



いまでもこれを見るとね、
りさ先生の授業を思い出すよ。
りさ先生と話すと、
心が楽になる気がしたよ。



この歌を聴くと、
りさちゃんの顔が浮かぶんだよ。
もっと早く出会えてたら、
もっと違う結果だったのかな。



このことばを聞くと、
りさのことが思い浮かんだよ。
りさはどう思ってるの??



この世界には、
わたしがいない場所にも
確かにわたしがいることがある。


わたしじゃない場所
わたしじゃないモノ
わたしじゃない曲
わたしじゃないことば


いつだって、誰かが
わたしじゃない何かを見て
わたしを思い出して
少し心が温かくなることは
すっごく幸せだと思う。


わたしがもし消えても、
わたしは残るのかな、って
思えたら自信が湧いてきたりする。


誰かの記憶に残ることは、
責任が重くて
時に罪深かったりする、けど
誰かの記憶に残ることは、
誰かの物語への出演であって
きっと嬉しいとおもう。


わたしは嬉しい。


メンヘラ出身だからさ。



りさ先生が担任になってほしい。
りさ先生はいつも
俺の味方でいてくれるから。



目の前の誰かの、
味方になることの意味が
最近わかった気がする。
味方になりたい理由が飲み込めた。


味方になること、はきっと
相手を肯定することが全てじゃなく
あなたのこと、みているよ
あなたのこと、気にしてるよ、
って、
愛を注ぎ続けること、かな。




たまにいるじゃん。
全然飲んでないのに、


お冷どうですか〜〜??


ってすぐ回ってくる店員。



いるよね〜〜。



暇かよ。っておもうよね〜〜。



あ、


味方になることは
暇な人がやることなのかもしれん。


心が暇な人になろっと。


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