【りさ】満月夜だから言えること
月が綺麗な夜です。
まん丸満月をみると、
月の見え方、っていう単元を
教育実習でやったことを
おもいだしたりします。
月は、
光の当たり方によって
見え方が変わるんだよ。
人間みたいだね。
満月の夜だから言えること
満月の夜だから言いたいこと
思ったよりたくさんある。
こんな夜にでてくるのは
やっぱり弱くてダサい自分。
君に会いたい。
君の声が聞きたい。
君との時間が好きだった。
嫌なことがあるたび
思い出してしまうのは過去で。
消えてほしい、消したい、
終わりにしたい、前に進みたい、
いろんな感情が出たところで
やっぱりかなわない。
嫌なことがあるたび、
君との過去が恋しくなる。
願っても、
祈っても、
戻ってこないのに。
新しい恋人ができても
君との過去が強すぎて、
今日が霞んでしまうから悲しい。
楽しいはずの毎日も
少しの嫌なことがあるだけで
君が思い浮かんで、
比べて、
今に絶望して、
今、この瞬間が霞んでいく。
新しい恋人も、心から愛せない。
だから、
誰かに心から「すき」と言えない。
その「すき」を
言えなくなる瞬間が怖くて。
心からの「すき」は
わたしの世界から消えてった。
ぜんぶ君のせいだ、と今日も恨む。
とはいっても、
毎日きみを思い出すわけじゃない。
いまの生活は楽しいし、
将来に向けての勉強はたのしい。
友だちと食べるご飯は美味しいし、
新しい恋人との時間も面白い。
嫌だな、と思う部分が見えるたび
きみとの過去が恋しくなるけど。
だけどわたしは、
ちゃんと歩けてるはず。
歩きたいから歩けてるはず。
向かう先が闇でも、
どうせ進むなら前がいいから、
何かに悩むたびに
また前に進む、という選択肢を
選び続けてこれた。
いままでずっと。
褒めたいくらい強い自分。
よく頑張ってた。
そして今日もまた、
少し嫌なことがあるたび、
君のTwitterをやっぱり見てしまう。
君のブログを見てしまう。
ダサいくらいの弱い自分
情けないほどの弱さを握ってでも
君の笑顔が見たい。
もう会えないとわかってから、
君の笑顔に救われている。
その笑顔を向ける先に、
自分がいなかったとしても、
君の笑顔をみると、
嫌なことも消えてしまう。
君との過去が
今日も僕を強くしてくれる。
君との過去が
今日の自分をつくってる。
情けない結論だけど、
今夜はそんなことを思ってたな。
友達から相談を受けるたび、
どうしてりさは前に進めたの?
と、聞かれるたび、
わたしは
前に進んでる風に見えるだけだよ
と、返したくなる。
見えてる景色は変わっても
記憶の消し書きはできてないよ。
と、返したくなる。
過去を消すことなんてできなくて
その過去を抱きしめながら、
過去と比べていい気分になったり、
過去と比べて絶望したり、
過去の中で現在を生きて
その積み重ねで未来をつくる、
ただそれだけだな〜って思う。
みんな、そうだ、って思いたい。
今日も君との時間、思い出すよ。
楽しかったことも、
何気ないやりとりも、
りさの理解者でいてくれたことも、
一緒にいてよかった、って
今日も思っちゃった。
満月の夜だからいえるけど、
君に出会えて本当、よかった。
君の笑顔をみると、今も嬉しい。
季節や年齢は変わっても、
綺麗な記憶は
綺麗な感情は
綺麗なままで残せるように。
弱さも隠さないでいられるように。
そんな自分でいたいんじゃ。
そんな自分を抱いて、
生きていくんじゃ。
今日も。
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