【りさ】安全地帯


お願いだから、普通でいてよ




って、母に言われた。
普通に、何気なく、それなりに。


普通に人を好きになって、
その人にバレンタインをあげてよ
春休みには一緒にディズニーに行って
その人のことで進路に悩んでよ


そう言われたって困った。


母の普通がわからないまいにちです。




母の普通になろうと
教員になろうと思ってるんだけど
まだ普通への道のりは長い。
普通には条件がいっぱいすぎる。
プラスもマイナスも
なにもついてないことこそが、
普通、のはずだったのに。


いつからか
普通が一番、条件付きになって
母の普通に、わたしがなれなくなった。





母に悪気は多分ないと思うから
これは空気のせいにしよう
そう思って自分の部屋に逃げてきたけど、

困った。

ここは本当の逃げ場じゃない気がする
本当の逃げ場は
心が逃げられる場所な気がする




時々考える


わたしがLGBTだと告白したら?
わたしが世界一周したいと言いだしたら?
わたしが起業したいと言いだしたら?
わたしが、、、
ここから逃げたいと
檻を壊しはじめたら???


母は、どうなるんだろうか。


わたしは、母を守りたいから
最後は自分を殺すという決断ができる。


どんな決断も、
母という理由のもとで自己決定できる。


母には感謝している。




でも時々、
そんな心もぜんぶ出して並べられる
並べていても盗まれない
並べはじめたら抱きしめてもらえる
そんな安全地帯が欲しいとおもう。


そこには人がいて欲しくて。


それはたぶん男の人がいい。



わがままかもしれないけれど、
わたしの安全地帯になってほしい。



そう伝えてもきっと、
うん、いいよ、って返ってくるだろうな
普通って難しいし、
ことばは今日も難しい


感情だけが
いつだってカラフルで綺麗だから
今日もここに頼って寝るわ



ことばが難しくて
ブログをかけないまいにちです
こういうとき、
あー。
ブログで金儲けしてなくてよかった、
って心底思います、ははは

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