【あや】しぼりだしてみた結果。
枯れてるひまわりの種をとって、
その種を選別して、
良い種をすりつぶす機械に入れて
種から液体をしぼりだす。
カラカラに乾いた、
炭のようなものが出てきました。
どうも〜。
秋田から帰って参りました。
ただいま友達んちにおります、酒井彩です。
大館で学んだこと、感じたこと、、、
どうまとめようかなって思っていて、
それをアウトプットすべきなのかも悩んでいましたが、
しぼりだしてみようと思います。
読みたくない人は読まなくて大丈夫です。
本音の本音で語ろうと思います。
そもそも、
私はなぜ大館に行こうと思ったのか。
それは、
もう、嘘をつきたくなかったから
大学で、キャリア教育という学問に出会い、
約1年前から、大学の外に出て、
面白い大人や学生と話したりし始めた。
大学で、学問としてキャリア教育をインプットすると同時に、いろんな人と会って話して、自分の想いをアウトプットしてきた。
いろんな人に話せば話すほど、
多様性
とか
主体性
とか
対話的な学び
とか
アクティブラーニング
とか
生きる力
とか
とか
とか
そんな言葉使っときゃ良いだろ〜
みたいな。
使い古されて、安っぽくなってしまった言葉達で、自分の想いを語ることが嘘くさくなってるように感じてしまって。
理想論ばかり語っていって、
結局、お前の理想とする世界は
お前、作ってんのかよ
って自分にすっごいムカついてた。
口だけ達者で、肝心な“実行”段階まで移せててないんじゃない?
って思ってた。
だから、
自分の理想とする世界を、口先の言葉だけでおさめるのではなく、実践している様子を見たい!と思った。
だから、大館に行った。
大館に、
私が1年以上かけて用意していった
仮説
を持って行った。
それは、
小中高におけるキャリア教育は、
自殺予防教育に繋がる。
ということ。
自殺を予防する段階は、2パターンあると思っていて。
1つは、もうすぐ自殺してしまいそうな状態まで追い込まれた人。例えばうつ病とか。
そんな人を更生させる手法。
もう1つは、自殺に追い込まれるマインドに持っていかない方法。つまり、自殺予防。うつ病にならないようにするための考え方、だったり。
前者は主に、社会人がターゲット。
後者は主に、小中高がターゲット。
だから、私が今の大学で学んでいることがダイレクトに活かせると思われるのは、後者であり、
大館で“ふるさとキャリア教育”が行われているということで、授業に取り入れられるキャリア教育が自殺予防に繋がってるんでは??(自殺予防=自分の人生を自分らしく生きること)
そういう教育が展開されてるのかな?
教育委員の方針の中に当たり前のように入っているのかな?(あくまで、直接的ではなく、その要素が。)
って、そんなことを思いながら、
そんな視点を持ちながら、
大館に行きました。
行った結果
自分の仮説は、外れてたように感じてしまいました。
パワーポイントで、ふるさとキャリア教育などの説明をしていただいたときにチラリと映った
秋田県自殺率No.1
ふるさとキャリア教育の方針から、生きる力、課題解決能力等をつけることを意図とした手法が盛り込まれてることは分かった。
だけど、授業を拝見すると、
あまりキャリア教育をバンバンに押してるように感じられなかったし、私が想定していた雰囲気も読み取ることが出来なかった。
(もちろん、読み取られることが正解ではないと思う。)
大館、そして、愛知の教育委員会の人にお話を伺っても、
自殺・自死
という言葉には、いまいちピンときてない模様。
そんな感じか。
って少し悲しかったです。
私の
自殺をなくす
という想いが強すぎる故だとは分かってはいますが、
少し悲しかったのが本音です。
小中高におけるキャリア教育は、
自殺予防教育に繋がる。
という仮説は立証されたとは考え難く、
私はふりだしに戻ってしまった。
今まで、何を目指して学んできたのかな。
って、悩んでしまうくらいに、
今、私は崖に立ちすくしてる。
じゃあ、自分はこれからどうしていくのか。
教育段階にどうアプローチしていくのが。
どの視点から切り込んで、向き合って、自分の夢につなげていくのか。
これって、きっと実践を見る機会を得られなかったら気付かなかったことだなって思います。
大切なことに、気付けてよかった。
今、正直私は頭が真っ白です。
突然、リストラされたような、いくあてもない、フラフラしてる状態になってしまいました。
大館にいる間もそう。
日に日に、「あれ?」って思うことが多くなり、私はなんだかよくわからない、喪失感に襲われていきました。
教育ってこわい。
正解がないし、
限界のないもの。
だから、面白い。
私の教育の旅はまだまだ続きます。
進む方向は、もうちょいと考えます。
カラカラになって出てきたひまわりの種は、
肥料として使われるそうです。
その肥料の力を借りて、
また強くて大きなひまわりを咲かせるのでしょう。
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