【りさ】口癖


成人の日は、
学問の神様に会いにいっていた。


最後は神様にすがってしまうところも
自分の好きじゃないところだけど
嫌いでもないところ。
見えないものを信じてるところ。
見えないからこそ大切にしたいところ。
自分の嫌いじゃないところ。


いま、
一回は"すき"って打ったのに
"嫌いじゃない"に書き換えた。
私はそんな奴だと思う。
そういうところが好きだ、ばかで。




変わらないものの上に座りたい。
絶対変わらないものの上がいい。


人の心の上はいやだ。
コロコロ変わってしまうから。
自分の心とも含めて。


そのくせ、


変化は嫌いじゃないと気付いた。
それは今日の話だけど。


人生で初めて髪を染めた人とか。
綺麗にお別れができるようになった人とか。
人に甘えられるようになった人とか。

やったことないことをやったり。
できなかったことができたり。
言えなかったことばが言えたり。

そんな人はかっこいい。
変化するその姿はかっこいい。
蛹が蝶になるような、
卵の殻にヒビが入るような、
小さな音が微笑ましい。


人生はきっといろいろある。





私の口癖は

これでよかったんだよね

だってことに今日気づいた。
 
 
今日もまだ言い聞かせている。



決めたはずの未来にも
終わったはずの過去にも

これでよかったんだよね

と言い聞かせるのが習慣化してる。
夜が来るといつも、だよ。

ほんとはずっと不安。
泣いていいならすぐにでも泣ける。
強がらなくていいなら弱くなれる。
この魔法が解けたなら、
自分が死んでいく、とわかる。


ぜんぶ、自分のせいだ。


誰のせいでもない。




成人して1年経った日に
日記に書いた決意はありきたり。

誰でも言えることばだから
ここに書くのも恥ずかしくない。



言い訳をしない。
自分の人生に責任を持つ大人になる。



これでよかったんだよね


後悔はしてないけど 
きっとずっと
疑問になりきれない疑問のまま。
こんな習慣がずっと続くのは嬉しくない。


いつまで続くんでしょう
最高に楽しくて不安な毎日さん。


スマホを置いてトイレに行く君が好きだ。

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